会報誌「いっぽ」では、各界の識者をお招きし、保健学博士でもある弊社代表 木下弘貴との「健康」をテーマにした対談記事を掲載しております。
2021年7月号では、免疫学の権威である順天堂大学医学部特任教授・奥村 康先生にお越しいただき、みなさまから寄せられた健康や人生にまつわる悩み・質問に答えていただきました。
楽しく健康に毎日を過ごすコツを、一緒に探っていきましょう。
Q1.膝の痛みがありウォーキングしたいけれどあまりできていません。ゴルフもやめてしまいました。かなしい限りです。K.Kさま(72歳・男性)
代表取締役 木下弘貴
コロナ禍で外出の機会が減っています。運動不足に悩む方も多いですよね。
実は家の中って結構歩くんです。たとえば小説家なんて家にこもって書くのが仕事ですが、それでも3000歩は歩いています。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
たしかに、最近わたしは腕時計型のスマートウォッチを使い始めて正確な歩数が分かるようになり、けっこう家の中でも歩いているなと感じています。
K.Kさんも、家事をなさるとか、家の中でできる趣味を見つけるとかされるといいですよ。家の中でじっとしているのではなく、奥さまと一緒に料理をするなど、できる仕事を見つけてお歩きになればいいと思います。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
料理や掃除など、家の中が快適になって一石二鳥ですね。
Q2.年齢のせいか最近眠りが浅く23時頃にベッドに入りますが4時頃に目が覚めてしまいます。S.Oさま(76歳・男性)
代表取締役 木下弘貴
「朝7時半頃までうつらうつらしています」とのことですが・・・
うつらうつらするのは非常にいいことで、実はその間、眠れているのです。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
「夜、口の中が渇いて朝起きるとカラカラになってます」とのことで、悪い兆候か気にされているようです。
気になさることはありませんよ。水分は常に補給するのが大事です。枕元にお水を置いておき、気になったら飲めるようにするといいでしょう。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
水分補給には、経口補水液などがいいですね。
Q3.昔から年上の男性が好きですが、最近はときめく機会が少なくなってしまいました。夫と死別してずいぶん経ちますし、あとはボーイフレンドがいれば言うことなしなのですが。 みよしさま(85歳・女性)
代表取締役 木下弘貴
「趣味でグランドゴルフなどに出かけるのですが、異性の仲間は年下ばかり。家族や友達には恵まれていますが」・・・とのことで
いくつになってもロマンがあるのはすばらしいことです!
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
「年上が タイプだけれど もういない」
ブロリコを続けていると、積極的になる方が多いのでしょうか。出かけて運動する趣味があり、交際関係を広げる意欲があり、理想的です。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
よく20歳年上と年下、それぞれの友人を持ちなさいと言われますが、若い人と話すのもいいですよね。同世代では得られない刺激があります。
若い人と一緒にお遊びになるのはとてもいいことです。ぜひ若い人にも目を向けてみてください。
奥村先生
代表取締役 木下弘貴
本当にすばらしいですね。今日はありがとうございました
奥村先生への質問は、会報誌「いっぽ」にて募集しております。
健康に関することだけでなく、日々の暮らしや趣味のことなど、お気軽に「皆さまからのお便り」に寄せてお送りください。
奥村 康(おくむら こう)先生 プロフィール
1942年生まれ。千葉大学医学部、同大学院医学研究科終了。順天堂大学医学部免疫学講座教授。
のちに順天堂大学医学部長就任。高松宮賞、日本医師会医学賞など受賞多数。
木下 弘貴(きのした ひろき) プロフィール
1967年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。調剤薬局を開業し、110店舗まで拡大。
東京大学大学院医学系研究科修了。保健学博士。2006年 イマジン・グローバル・ケア株式会社設立。