武藤 奈緒美– Author –
武藤 奈緒美
1973年茨城県日立市生まれ。
國學院大學文学部卒業後、スタジオやフリーのアシスタントを経て独立。
広告、書籍、雑誌、パンフレット、web等で活動中。
自然な写真を撮ることが信条です。
ここ10年程で落語などの伝統芸能、着物の撮影を頻繁にやっております。
移動そのものが好きで、その土地その土地の食べ物や文化に関心が強く、声がかかればどこにでも出かけ撮っています。
趣味は読書、落語や演劇鑑賞、歴史探訪。
民俗学や日本の手仕事がここ数年の関心事項です。
撮影を担当した書籍に「柳家喬太郎のヨーロッパ落語道中記」(フィルムアート社)、「さん喬一門本」(秀和システム)、「かぼちゃを塩で煮る」(絵と文 牧野伊三夫 幻冬舎)、「落語家と楽しむ男着物」(河出書房新社)など。[HP むーちょで候。]http://www.mu-cyo.com
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フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
見るの先を考える
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 この原稿を書いている現在、前回紹介した「ご当地落語プロジェクト」の旅を終え、その足で雑誌の取材のため南三陸と塩釜に赴き帰京したところです。 約2週間で、山形、福島、宮城をめぐった... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
光を観る
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 11月と12月は「ご当地落語プロジェクト」という企画に参加しています。 新型コロナウィルスの蔓延で打撃を受けた温泉地と落語家とが手を組んだ企画で、落語家数名と作家がチームにな... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
念願の帰省
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 久しぶりに帰省をしてきました。 去年3月にたまたま地元で取材があった足で一泊して以来、新型コロナウィルス感染症の流行に妨げられ、足を遠ざけざるを得なかった実家です。上野駅... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
能を観る
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 先日久しぶりに代々木能舞台にお能の公演を観に行ってきました。 数年前に仕事場近くに能舞台があるのを知り、狂言方人間国宝・野村萬氏めあてに足を運んでみたのが代々木能舞台を訪... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
米沢にて
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 9月初旬、米沢に行ってきました。 11月の撮影の下見が目的でしたが、気分はすっかり1泊2日の小旅行。 なにせ米沢です。米沢といえば上杉景勝、直江兼続、前田慶次ゆかりの地。米沢市の観光... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
恐怖心を見つめる
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 以前の投稿で、高校の部活動時代に恐怖心から何もできなくなったことについて触れました。 今回は「見る」というよりも「見つめる」について、私の中に兆す「恐怖心」を見つめること... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
オリンピックで思い出す
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 開催の是非が分かれた東京2020でありますが、私が真っ先に思い出すのは1984年のロス五輪です。初めてオリンピックというものを認識しさまざまな競技をテレビで見たはずなのに、記憶に残って... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
脱・近視眼!
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 新型コロナウィルスの感染がこれまで以上の勢いで広がっているにもかかわらず、そしてその状況が少なからず仕事に影響するのが予想できるにもかかわらず、どういうわけかこの頃めげることな... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
マスク生活での気付き
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 すっかり日常になったマスク生活ですが、まさかこんなにも長い付き合いになろうとはと、暑くなってきたのも影響しその存在を意識せざるを得ない毎日です。 ここ数ヶ月、とある企業のブラン... -
フォトグラファー武藤奈緒美の「みる」日々
いつまでも見ていられる
こんにちは。フォトグラファーのむーちょこと、武藤奈緒美です。 私が借りている仕事場は三方に窓があり、夏場でも窓を全開にしておけばさほど暑くならないというとても経済的な空間です。 夕方時分、カーテンが風をはらんで揺れ始めると、作業の手...