いつかあの世にいって、えんま様に、
「お前は現世でいったい何をやって来たんだ?」
と聞かれたら、私は
「2人の息子を育てました」
と答えたいと思っています。
今までもいろいろな事業を立ち上げてきましたし、
これからもいろいろチャレンジして行くと思いますが、
私にとっては、子育てが第一優先です。
横浜に英語のプリスクールを作ったのも、
半分は自分の子どもたちを育てるためです。
長男の和貴と次男の尚貴が2人とも幼稚園の時から、
男3人旅というのを毎年やっています。
友だちからは、男3人で旅行に行って何が楽しいの?と言われますが。
一番、最初に行ったのは冬の北海道でした。
女満別空港まで飛んで、レンタカーを借り、
知床半島に行ってから南下し、
屈斜路湖、阿寒湖を経由して、
最後は釧路空港から東京に帰って来ました。
流氷を見たり、知床では熊に遭遇したり、釧路湿原で丹頂鶴をみたりと、
楽しい旅でした。
子どもたちは、ただただ雪に埋もれて遊んでいるだけで十分楽しそうでしたが。
海外にもいろいろ行きました。
ロバ二エミというフィンランドの北極圏の街に、
クリスマスにサンタクロースに会いに行ったこともあります。
ここには公式のサンタクロースがいるのです。
2泊3日という強行スケジュールでした。
小学校4年生と2年生だったので、
ぎりぎりサンタさん、信じているかと思いつつ。
公式サンタさんに会う以外にも、
犬ぞりやスノーモービルなどのアトラクションに参加しましたが、
何故か全てのアトラクションで
公式ではない(偽?)サンタが出て来てしまうんです。
「いや、今、出るところじゃないから!」
旅行を終えて、子どもたちの感想は、
「サンタさん、いっぱいいたね」。
あちゃー!
まあ、そんなことも今では笑い話ですが。
動物を見に、ケニアにいったこともあるんですよ。
ホテルから、毎日早朝、国立公園に動物を見に行くんですが、
そこまで行かなくても、動物はいっぱいいるんです。
ホテルから車で出ると、いきなりキリンが横切ったり、
道路の傍らに、肉食獣に食べられたらしいシマウマのしかばねがあったり。
ホテル内で見たこともないような猿が出現したなんてこともありました。
まだまだ一緒に色々な経験をしたいと思っています。
えんま様に堂々と、
「2人の息子を育てました」
と言えるように。