曇りや雨の日が多くなる梅雨どき。湿気が多くてジメジメ、気圧の影響で体もだるくなるし、雨が何日も続くと気分が落ち込みがちになることも。梅雨どきの気候は、心や体に想像以上のストレスがあるようです。
ゆううつな時期ですが、少しでも快適に過ごせる方法があれば試してみたいという方も多いのでは? 工夫しながら梅雨を乗り切るアイデアを紹介します。
梅雨どきを快適に過ごすための食事
梅雨どきは、気温や天候が変わりやすく気圧も上がったり下がったりしやすくなります。湿度が高い日が続くため、日頃あまり体調をくずさないという人でも体がだるいと感じることが少なくありません。
梅雨の不調を防いで快適に過ごすためには、疲労回復効果のある栄養素や食材を意識してとることが大切です。
積極的にとりたい栄養素
たんぱく質:エネルギー源になる栄養素。疲労回復にも効果的。肉類、魚介類、卵類、大豆製品などに含まれる。
カルシウム:イライラや不安感への抵抗力をつける。魚介類、大豆製品、乳製品、海藻、緑黄色野菜などに含まれる。
ビタミンC:疲れやストレスの解消に。かんきつ類、キウイフルーツ、緑黄色野菜。
クエン酸:疲労回復に効果的。かんきつ類、キウイフルーツ、梅干しなどに含まれる。
おすすめレシピ
レンジでできる冷しゃぶとナスの梅おろしポン酢
https://oceans-nadia.com/user/89000/recipe/374444
梅と鶏ささみのおろしうどん
https://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00004749/index.html
ナスとオクラの揚げない南蛮漬け
https://oceans-nadia.com/user/89000/recipe/374446
意識してとりたい食材
上記の栄養素に加えて、体内の湿気(水分)を排出する食材も積極的にとりましょう。梅雨の頃から旬が始まるトマト、キュウリ、ナスなどの野菜には体内の水分を排出する働きがあります。
【おすすめレシピ】
焼き茄子トマトキュウリサラダ
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1860008885/
梅雨を快適に過ごすための湿度
梅雨どきの湿気は、体の消化吸収機能に影響をおぼよすのだとか。雨が続くと消化機能が落ちたり食欲が減退したリするという方も多いのでは? このような不調を防ぐために心がけたいのは、室内の湿度を快適に保つことです。
室内で快適に過ごすための湿度の目安は、40%~60%。エアコンの除湿機能などを上手に使い部屋の湿度を快適にすると、体内の湿気を外に発散させられるのだそう。除湿を上手に使って、体内に湿気をため込まないようにしましょう。
梅雨どきの入浴のコツ
38〜40度ぐらいのぬるめのお湯に10~20分程度つかるのがおすすめ。お湯につかることでリラックスできるほか、血液循環がよくなることで疲労回復効果が期待できます。体が温まると血管が拡張し熱の放散もしやすくなるそうですよ! 入浴前にコップ1杯程度の水を飲むと、発汗と老廃物の排出に効果的です。
ストレッチで運動不足解消
雨が続くと外出がままならないため運動不足になりがち。体を動かす機会が減ると血流が悪くなり体内に老廃物がたまりがちになります。その結果として、疲労やストレスを感じやすくなるといわれています。
梅雨どきは、室内でもできる運動を取り入れて適度に体を動かすとすっきりします。下記で紹介するストレッチやラジオ体操など、気軽にできる運動がおすすめです。
上半身のストレッチ
1.椅子に座った状態で、息を吐きながら右手を上にまっすぐ伸ばし左手は下にまっすぐおろす。伸ばした状態5秒間停止する。腕を入れ替えて同様に伸ばす。
2.両腕を曲げて肩の高さまで上げ(難しい場合は上るところまででかまいません)、はずみをつけて(難しい場合はゆっくりと)左右にひねる。10~20回繰り返す。
つま先のストレッチ
1.椅子に座る。つま先を床につけた状態でかかとを上下させる。10~20回繰り返す。
2.次に、かかとを床につけた状態でかかとを上下させる。10~20回繰り返す。
梅雨どきを少しでも快適に過ごすコツについて紹介しました。梅雨の後には暑い夏がやってきますが、梅雨どきの体調不良を持ち越さないようにすることで、真夏の暑さに対応できる体になるのだとか。梅雨どきは、夏にそなえて体調を整える時期でもあるのですね。