こんにちは、「お部屋と声を整える」整理収納アドバイザー&美声チューニングコーチの庄司伸江です。仕事で忙しい人でもスッキリ暮らせるお片づけの仕組み作りと、自分の声を好きになるお手伝いをしています。
ご存知ですか?舌が筋肉で出来ているということ。今回は、私が講座で行っているトレーニングの一部を紹介いたします。ボイストレーニングと言っても、歌は歌いません。舌を鍛えて声を整えるのですが、アンチエイジングや誤嚥防止の嬉しい効果もあります。簡単なので、ぜひやってみてくださいね。
私がボイストレーニングを始めたきっかけ
私は声に関するコンプレックスだらけでした。
自分の声が嫌い、声が小さい、こもる、滑舌が悪い、しゃべり方が嫌い、など沢山の悩みを持っていました。整理収納の講座を始めるようになってからは、長時間喋るとのどが痛くなるようになりました。
そんな時にボイストレーニングを体験する機会がありました。大阪の先生ですが、コロナ禍になりオンライン講座が多くなったので、自宅からレッスンを受けられました。30分くらいの短いレッスンでしたが、とっても楽しくて、しかも発声の変化を実感することが出来たんです。継続レッスンを1年ほど受けて、発声生理学を基に、呼吸しやすく、声を出しやすくする方法を学びました。今では、楽に声が出せて疲れにくくなりました。不思議ですが、徐々に自分の声も好きになっていきました。講師の資格も取得しました。
レッスンを続けて分かったことがあります。それは、ボイトレは発声を良くするだけではなく、誤嚥防止やアンチエイジングの効果もあるということです。ボイトレを始めた生徒さんたちから、ほうれい線が気にならなくなったという感想をよく聞きます!
舌は筋肉のかたまり=使わないと衰える
舌は筋肉なので、使わないとどんどん衰えてしまいます。衰えてくると、唾液が出にくくなります。喋りづらい、声が出しづらいのはもちろん、誤嚥の原因になります。
それから、顔のたるみの原因にもなるんです。今はマスク生活が続いているので、顔の筋肉を使わずに喋るクセがついてしまっている人が多いです。日本語は舌をあまり使わなくても発音出来てしまう言語です。そのうえマスクをしているので、余計舌も顔の筋肉も使わずに喋っていたら衰えてしまいます。
ボイストレーニングでは、舌のトレーニングもしています。舌を良く動かすと、唾液がたくさん出るようになります。唾液がたくさん出るようになると、喋りやすいのはもちろん、誤嚥防止にもなります。
今すぐやってみよう!舌のトレーニング
「あっかんべー」
文字通り「あっかんべー」をします。 舌の脱力のトレーニングです。
≪気をつけること≫
1.舌を.下に長く垂らす。
2.舌に力を入れない。
力が入ると舌がプルプル震えてきたり、だんだん口の中に入ってしまいます。また、舌先がとんがったり、舌の真ん中がへこんでしまう人もいます。
《効果》
・唾液が出やすくなる
・息がしやすくなる
・しゃべりやすくなる
「舌はがし」
口を大きく開けて上顎に舌全体をペタンとつけます。 奥舌のトレーニングです。
≪気をつけること≫
1.舌の裏のスジが見えるようにする。
2.舌先だけを上顎につけるのではなく、全体をつけるようにする。
少し難しいので、はじめは鏡を見ながらやってみてください。
《効果》
・唾液が出やすくなる
・滑舌が良くなる
・誤嚥防止になる
いかがでしたか?慣れてくると簡単に出来るようになりますので、ぜひトライしてみてください。
私が所属する協会では、さまざまなセミナーを開催しています。ご参加をお待ちしています!
studio loopnotes合同会社
日本美声チューニング協会Ⓡ
https://h4cse.hp.peraichi.com/syj
https://n7jpc.hp.peraichi.com/nkgw
【今日の凛太郎】
食べるのが大好きな凛太郎。
おやつを見つけると、そわそわ落ち着きません。催促のポーズが可愛くて、ついついあげてしまいます。